2nd CD 「JOURNEY」

 

そんなこんなで、

松ノ葉楽団の2ndアルバム『JOURNEY』できました。

 

 

Comments

 

一段とバンド感を増した様に思うね

コーラスの入れ方とか、好きだなあ

 

ルーツミュージックの匂いもあちこちに感じるし、気の効いたアレンジとかね、無理なく軽く聴こえてくるのがいいね

 

自分の好きな曲は、3曲目と8曲目です、やっぱいいバンドだ

 

Mooney(MAD-WORDS, Mooney&his Lucky Rythm)

足りないものは、あっていい

過ぎる分なら、なくていい

 

33分24秒、お部屋の時計を進めましょう

日課の朝の珈琲は、ゆっくりゆっくり飲みましょう

“JOURNEY”と名付けられたこのアルバムを聴きながら。

 

最後の曲が終わったら、そろそろあなたは出かける時間です ふと時計に目をやれば、時計の針がゆっくりと動いている事に気が付くと思います。

あなたが思っていたよりも、ずっとずっとゆっくりと。

さあ今日も一日、頑張っていきましょう!

 

大石みつのん(ちょい濡れボーイズ、MADOKA Playboys)

松ノ葉楽団を聴きながら、

僕はおじいちゃんになる。

 

 京都という地は、僕にとっては聖地であり、出逢いの場である。縁があって、名古屋の街にいながら京都のミュージシャンたちと知己を得ることができ、誘われるまま京都へライブに出かけると、その都度また新しい出逢いがあった。僕は名古屋で「マジカルコネクション」というライブのイベントを主催している(名前の由来はもちろんジョン・セバスチャンの曲だ)。それもあって、僕から声をかけたり、紹介していただりして、そこからまた繋がってライブに行くと‥‥その繰り返しで、幸福な出逢いが続いていった。とにかく、京都の人たちは個性があって音楽性は高いし、誰とも競い合わないけどお互いが刺激しあって切磋琢磨してるし、それでいて人柄がいい。

 

 松ノ葉楽団との出逢いも京都だった。昨年7月、前述のライブイベントを京都で行った際、松ノ葉の松葉さんがお客さんで来てくれて、その時の出演者であり松葉さんの友人であるパックワンから紹介していただいた。その際、8月に西院でのサーキットイベントに出演することを知り、たまたま友人のバンドが出ることになっていて行く予定でいたので、ライブに行くことを約束した。そして、8月の京都の、灼熱のように暑い午後、西院の「ウー・ララ」で松ノ葉楽団のライブを観て、恋に落ちるように、瞬く間にバンドが好きになった。当然初めて聴く曲ばかりだけど、どの曲もすっと耳に入って、まるでずっと前から聴いていたような心地よさを感じた。演奏はいいし、楽曲もいい。それに(これは重要なんだけど)4人が並んでいる様がとても絵になっていた。4人とも個性があって、演奏にも個性が出ていたけど、ことさら自己主張するところがないのが、とても粋に感じた。そして終演後、ぜひ名古屋に来てほしいと、興奮して声をかけてすぐに出演交渉をした。名古屋の人たちにもこのバンドをぜひ観て、聴いてほしいと思った。そうして、昨年の10月、今年の4月と相次いでご出演いただいた。観客も、出演者も、みんな夢中になっていた。なぁ、こういうバンドに逢いたかったんだろ、と会場の皆に声をかけたくなる、そんなバンドである。

 

 そして、この6月、待望のセカンドアルバム「JOURNEY」がリリースになった。ファーストアルバム「タイム・ラグ」も大好きだったけど、これまた愛聴盤となるにふさわしい作品である。ファーストから何かが大きく変わったわけではない。以前からのファンはもっと松ノ葉楽団のことが好きになるし、松ノ葉楽団を知らない人は聴いたら好きになる、敷居は低くて懐は深いアルバムである。軽妙で洒落っ気があって、世知辛い世の中を笑い飛ばしてくれるような底抜けの陽気さがある一方、悲しい時、淋しい時には黙って抱きしめてくれるような優しさもある。個人的にはあの日西院で、ああいい曲だなぁと思って聴いていた「青いアイシャドー」が入ってるのがうれしかった。ずっと手元に置いていて、ずっと聴き続けていきたい。このバンドに出逢えてよかった。

 

 松ノ葉楽団の音楽は、時代がどれだけ激変しても、世間の流行がめまぐるしく変わっても、そんな事に無関係に、いつでも聴ける普遍性がある。そして、年齢を重ねれば重ねるほど、歌も演奏も深みを増していくと思う。松ノ葉のみんなが白髪頭になって、血圧や血糖の高さを気にしたり、シワやシミに悩む歳になった時、ここにある楽曲がどう聴こえるか、楽しみでならない。松ノ葉楽団のこれからの活躍は、僕の老後の楽しみである。松ノ葉楽団を聴きながら、おじいちゃんになるのも悪くない。問題は僕がどこまで長生きできるかどうかだけど、まぁこればっかりはね。

 

ー山本タダシ(マジカルコネクション)