【10周年コメント:ますこさん、ヤマモトケンジ】
毎度お騒がせしております、10周年コメントでございます。今日はサックス隊のおふたり、アルトのますこさんとバリトンのヤマモトケンジです。ふたりとも素敵なコメントありがとう。これからもよろしくお願いします。
さあもちろん今日はイベント、当日かけこみ予約、まだまだお待ちしております!
モダンタイムスまでお越しくださいませ!
【松ノ葉楽団のクリスマス】
・松ノ葉楽団
・大石みつのん(ex. ちょい濡れボーイズ)
・井上大地(いざかやバンド、カンザスシティバンド)
・OA: リコーダー部+ウクレレ同好会
入場: 前売2500円、当日2800円 (+1dr. 1food)
時間: 開場17時半、開演18時半
仕事がしんどいときの脳内BGMはいつも「やっつけ仕事」です。お気楽さに何度救われたことか!
むっちゃカシコのはずなのに小難しい言葉は使わず、さりげなく日常に寄り添う優しい詩世界をもつ松葉くん。手練れで多才、でも気さくでおちゃめなりょーちゃん。女バンドマンのカッコいいところを凝縮したようなかんじょうさん。一見長身でシュッとしたクリエイター、実はゲーム好きでとっつきやすい加藤くん。
頼りになるホーンメンバーのみんなとも出会えて私は幸せ者です。これからもよろしくね!
ますこ
松ノ葉楽団との出会いは、忘れもしない2013年の3月23日だった。僕は吾妻光良トリオのライブを観るために、丸太町にあるライブハウス拾得の樽椅子に一人で座っていた。そこでオープニングを飾った若手のバンドがPLANETZだった。おそらく僕と年齢は近い。その音楽性と、情緒に溢れた演奏に衝撃を受けた。その日彼らはMCで「バンド名を松ノ葉楽団に改名する」と宣言していた。彼らにとって節目のライブだったに違いない。
あの人たちと一緒に音楽がしたい! と思い、そこで演奏された『ともしび』という曲のメロディーを追いかけて、バリトンで練習した。すぐにボーカルの松葉さんに連絡を取り、気付いたらずけずけと彼らのステージに上がり込んでいた。失礼なことに初めて共演したステージの記憶が全然ない。喜びで舞い上がっていたのかもしれない。とにかく僕は嬉しかった。
それから、ステージの上だけでなく私生活でも事あるごとに彼らと交流しながら暮らしてきた。彼らと共に過ごす時間はとても楽しい。満員のライブハウス。伊丹の街角。江ノ島の海岸線。高円寺のバー。神戸の港。琵琶湖岸のパーティー。明るくて狭い家の中。
決してぎらぎらとした輝きを放つ存在ではないはずなのに、彼らが演奏を始めると途端にその場が明るくなっていく。それもじんわりと、ぽつり、ぽつりと。一人一人の心に明かりを灯すような音楽である。
僕の人生の中には、彼らの灯した明かりが確かに今もある。
松ノ葉楽団、10周年おめでとうございます。感謝と尊敬の気持ちと共に、彼らの歴史に合い交われた事を誇りに思う。…………というような尊大な気持ちを抱えつつ、本番はただただ楽しく吹かせて頂きます!豪華10人編成の松ノ葉楽団を、どうぞお楽しみに!
ヤマモトケンジ
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