10周年コメント:松岡亮

本日から毎日、松ノ葉楽団の結成10周年をセルフで祝っていこうということで、各メンバーからコメントをもらっていきます。

 

結成したのは極寒の京大西部講堂、2008年の12月のことでした。

以来よたよた、うろうろ、よろよろと活動してきたわれわれ。

とくに賞をとったり有名になったりしたわけではない。

けれどいまだにみんなで練習したり新曲をつくったりする楽しさは変わってない。

もちろん良いライブをしたあとの打ち上げの楽しさも。

今日はそういう時間を共有してきたメンバーのひとり、りょーさんのコメントです。


松ノ葉楽団10周年によせて。

2010年の4月、the pumpkinsという僕が並行して今でもやってるバンドで当時丸太町にあったネガポジで対バンしたときが、PLANETZ(松ノ葉楽団の前の名前)との出会いでした。

 

ライブ後にビール飲みながら東山二条の唐子っていうラーメン屋の話をしたなあ。

 

スタジオ練習終わりに呑みに行って、地獄盛りっていう2kgのオイル系パスタをもうあかん無理とかヒーヒー言いながら食べたなあ。

 

夏の東京ツアーの時、築地に寄って生牡蠣食べて仲良くあたったなあ。

 

……食べ物の話ばかり。

音楽の話をしましょう。

ちょいちょい固有名詞がちょこちょこ出てきますがご容赦を。

     


 

前述の出会いから、the pumpkinsで対バンしたり、松葉くんにゲストボーカルで入ってもらったりしながら交流が続いておりました。(その時はゲストで、ねじ梅タッシと思い出ナンセンスの男前ギタリストジョーくんが弾いてて、それも良かった)。

 

2012年の夏にPLANETZのイベントを観に行った時は、ギターロックからスウィング、ブルース寄りにバンドのカラーがガラッと変わっていて驚きました。おもろそうやなあ、俺も一緒にやりたいなあと思い、「なんかサポートとか必要やったら誘ってよ〜」、と松葉くんに声掛けたら、その秋のライブに、当時ベースを弾いていたヨコイちゃんが出られないというので、ギターのサポートとして呼ばれることになりました。確か祇園にあるライブハウスの、シルバーウィングスだったな。

 

それからアレよアレよと、いくつかのライブに帯同して出演することになり、松ノ葉楽団に改名するかしないかくらいのタイミングでヨコイちゃんが「りょーさんはもうメンバーだよね?」みたいな感じで言ってくれて、じんわり喜びを噛み締めたのを今でも覚えています。

 

松ノ葉楽団に屋号を変えて出発したこの5年半ほどは、本当に怒涛の日々で、そりゃあもう色々な場所でライブしまくりで、チャリにまたがり電車を乗り継ぎたまにレンタカーを借りてはニシヘヒガシヘ。

 

2015年に加藤くんが加入してからはバンドの強度がグッと増し、音楽的にも活動範囲的にも幅広くできていますね。共演する多種様々なミュージシャンの皆さんにも刺激を受けつつ、お世話にもなりつつ。

とは言えこの日本、近畿地方でも訪れていない場所がたくさんあるし、チャレンジしたいこともあるし、楽団はまだまだ道の途中なのかなと思っています。

 

10年後もまだ道の途中とか言ってそうやけど。

 

そんなこんなでみなさん、これからも松ノ葉楽団を何卒よろしくお願いします!

 

まずは16日、少し早めのクリスマス会! 忘年会でもええか! 強力なホーンセクションを含めた10人編成の楽団と大石みつのんさんと井上大地さんという共演陣で木屋町モダンタイムスにてお待ちしてます。

 

 

ぜひともお会いしましょう!

 

松岡亮